ななつの嵐山WEB MAGAZINE

コラム2018.12.25

嵐山といえば人力車。その魅力は?

嵐山を歩くと必ずといってよいほど人力車に出会います。乗ってみたいような、恥ずかしいような……。そこで今回は「嵐山の人力車ってどうなの?」を、実際に乗車してレポート。乗ってみないとわからないイロイロを体験してきました。

費用対効果はバツグン?

嵐山で観光用の人力車がはじまったのは1992年(平成4年)。意外と新しい乗り物なんですね。20年以上嵐山で観光人力車を走らせている「えびす屋」さんから今回は俥夫の山本晃久さんにご協力をいただきました。よろしくお願いします!

さっそく乗車です。

人力車から眺める風景は程よい高さと広がりがあり、まるで3Dの映像を見ているような気がしてきます。「人ごみを歩いたり地図で目的地を探すのがストレスな方、短時間でぎゅっと詰まった観光をしたい方に人力車はとくにお勧めですね」と山本さん。

ちなみに人力車はれっきとした「軽車両」。なので、混雑する歩道ではなく車道を堂々と走ることができます。俥夫さんはとても慎重に配慮して走りますので、勇気を出してちょっとしたお姫様、お殿様気分を味わってみるのはいかがでしょうか。

メインストリートを走りながら「このお店がある場所、俳優の勝新太郎さんと中村玉緒さんが新婚当時に住んでいたんですよ」とトリビアな嵐山情報が聞けたり、観光地図には乗っていない穴場スポットを教えてくれたり。「人力車の俥夫は嵐山をくまなく走っている地元通のガイドです。遠慮しないで何でも聞いてくださいね」と山本さん。

観光プラスアルファを楽しもう!

さらに最近では「英語」「中国語」「韓国語」「スペイン語」など、多様な外国語を操る俥夫さんもいるそう。人数に限りがあるので観光シーズンは事前予約が確実かもしれません。「えびす屋」さんによると、紅葉の人出が集中する11月を避ければ英語ガイドは前日予約でも可能だそうです。ちなみに山本さんも「英語対応可」ですよ。

お客さんから撮影を頼まれることが多い俥夫さんは撮影ポイントにも詳しく、インスタ映えする場所のリクエストにも応じてくれるそう。なかでも、人力車しか通行できない竹林スポットでのパノラマ撮影はちょっとした感動モノです。

人力車を楽しんだあとは、美しい桂川と嵐山、渡月橋を一望できる「嵐山おぶう」でゆっくりひと息つくのはいかがでしょうか。時短でぎゅっと濃い観光をしたら、美味しい甘味とお茶でリラックス。見たい、食べたいが盛りだくさんの嵐山、時間の使い方にメリハリをつけて楽しんでくださいね。

<本文監修>

観光ガイド「京都旅屋」代表   吉村晋弥   プロフィール>