ななつの嵐山WEB MAGAZINE

コラム2019.04.23

トロッコ列車、川下り、自転車で。ぐるりと楽しむ嵐山

もうすぐ初夏。木々の緑が鮮やかになり、頬をなでる風も心地よいこの時期の嵐山は、保津峡の絶景を楽しめるトロッコ列車や川下りがおすすめ。のんびりマイペースで走れるレンタサイクルもいいですね。初夏ならではの、爽やかな風景を探してみませんか?

圧巻の渓谷美に歓声が トロッコ列車

まずは、嵐山と亀岡を結ぶ「トロッコ列車」。風光明媚な保津川渓谷いに、春の桜はもちろん、初夏の新緑や燃えるような紅葉、そして雪景色の冬まで、四季折々の景色が楽しめる約20分の旅。乗車駅は、始発となる「トロッコ嵯峨」のほかに、駅舎の素朴な雰囲気が魅力の「トロッコ嵐山」も。竹林の小径からも近いので、あらかじめ乗車券を購入して散策を楽しんだあとに乗車するのもいいでしょう。

特に人気のある車両は、窓ガラスが無く、体中に風を感じながら渓谷美を見渡せる5号車「ザ・リッチ号」。こちらの乗車券は当日のみの販売です。

自然の美とスリルを楽しむ保津川下り

さて終点は「トロッコ亀岡」。往復とも車窓から渓谷美を楽しむのもいいですが、亀岡から川下りで嵐山に帰るのはいかがでしょう?トロッコ嵯峨駅には、保津川下りの乗船券売り場もありますよ。

およそ2時間の川下りでは、豪快にしぶきをあげる激流から、鏡のように美しい静かな淵まで、保津川の様々な表情が見られます。大岩・奇岩や、400年余りに渡って船頭が同じ場所に竿をついたことから岩が窪んだ「竿の跡」といった見どころも。船上から見上げる渓谷美も見事です。

中心部の喧騒を離れてレンタサイクル

嵐山に戻ってきたあとは、レンタサイクルで、ちょっと遠くまで足を伸ばしてみましょう。阪急嵐山駅、嵐電嵐山駅、トロッコ嵯峨駅の近くなどにショップがあるので、返却がラクなところを選ぶのがおすすめ。観光客でいっぱいの嵐山中心部を離れて、目指すのは大覚寺や嵯峨鳥居本。空も広く感じられて、のんびり気持ちのよい風景を眺めるだけでも楽しいものです。

トロッコ列車、川下り、そしてレンタサイクルは、それぞれに魅力がいっぱい。歩くだけでは見つけられない、嵐山の魅力に出合えることうけあいです。

<本文監修>

観光ガイド「京都旅屋」代表   吉村晋弥   プロフィール>